撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

曇りのない心で

久しぶりに目覚ましをかけずに眠れた朝
6時間ほど熟睡した朝にとても幸せな気分で目覚めた
たしかに見た夢を覚えていたはずなのだが
もういちどすこし眠ったあとになっては
その夢がどんな種類の幸せだったか覚えていない


望む場所にいて
望む状態にあったような・・
完璧だとか完成だとか
そういう特別のかたちがあるわけではなく
かといって
続きが知りたかったり、不足を補いたかったり
そういう必要もまったくなく・・
ただ
安心と満足と感謝に包まれていたような・・・


夢の記憶とその感触
二度寝という欲張りで消えちゃったのかな?(笑)


梁塵秘抄「ほとけはつねにいませども・・」という一節を思い出す


ふと思う
自分のこころと行動が一致しているときは
こころおだやかにいられる
たとえすべては出来ていなくても
目標に向かってなんらかの努力を積み重ねているときのほうが・・
やらなくてはいけないことをそのままにして置いたり
できもしないことをなんの思惑もなく声高に宣言したりするくらいなら
目の前のひとつひとつに集中しているほうがよほどひととして信頼できる
と、自分のこころにつぶやきかける
輝いているひとは日々をなめらかに自分の力で動かしている
やるべきこととやることをこともなげにきれいに繋げている


さあ
楽しいことを見つけたときには
全力をあげて取り組む
めちゃゲンキンな私の心とからだのバランスをとるために
何もないこの贅沢な一日をすこしばかり勤勉に過ごさなければ・・(笑)


一日が終わって眠りにつくときに
ふうと深呼吸をして
曇りのない心でいられますように・・
夢の記憶にそう教えてもらった朝