ひと昔前を思い出そうか？

仕事に出かけるのに長男の車で送ってもらった
車を降りてふと気付くと携帯を持ってない！
あれ？車に落とした？それとも居間のテーブルに置きっぱなし？

自宅に戻ったはずの長男に電話を・・・
ああ・・携帯がない・・・

それでもそういうときのために
数人の連絡先だけはメモしているのです
以前、携帯の電池が切れそうになったときにそれはやったのです（笑）

ビルの入口に公衆電話があったはず・・
あれ？場所は確かにあるのにない？
・・・昔は３台ばかし置いてあった様子の場所に今は１台だけになってました
あった、あった、緑の懐かしい公衆電話
でもって、テレフォンカードはまだ持ってる私（笑）
運よく長男とすぐ連絡が取れ、家に携帯があることも確認できひと安心
今日は急ぎの用件や人と会う約束もなかったし・・大丈夫！

で、１０時から４時ごろまで携帯なしの生活
なまじ持ってないと覗くこともなくてなんかシンプル
夕方、家に帰って気になる何件かをチェックしたけど
大したメールもなく、更新されているものもなく
なんだか一日思い患わなかっただけ得したような気分

ひと昔前はこんなに携帯に頼ってなかった
時計は腕時計で
メモは手帳で
暇つぶしは文庫本
便利になったのかその境目があいまいになっただけなのか分からない
時計を観たついでにお気に入りのサイトを開いたり
溜息をついて休憩するかわりに携帯の画面を覗きこんだり
そんなことばかりの毎日だったような気もする

数日前に昔父から買ってもらった腕時計のバンドを変え電池を入れて復活させた
１０月始まりの手帳を買って書きやすいペンも買った
少し前の気持ちを思い出して
暇つぶしでもなく、淋しさを紛らわす相手でもなく
携帯電話には携帯電話の仕事をしてもらい、いい関係を持ちたいと思った次第・・・