撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

つながっている

今日はダンスのサークルは欠席して夕方買い物に出かける
なんだかそうしたかったから


帰り道、空を見上げる
どこまでも続く空にとりどりの雲が流れる
いろんなひとがいろんな思いを置いたような
ひとつひとつちがう雲がどこまでも広がっている


たゆたゆで見た星空を思い出した
そうか
きっとこの雲の向こう側には見えないだけでいまも星が瞬いているはず
いまはいない星すら、その記憶が消えるはてしない間、ずっとそこにいてくれる


時を越え
場所を越え
人間の思惑も越え
世界はつながっている


「わたしはこの土地にあとから来た者だから・・」
と、自分の周りのもの、すべてを感謝して慈しむ女主人のように
この地球(ほし)にあとからやってきたわたしも
すべてを感謝して慈しもう
そしてこの自分自身でさえ
ちっぽけなわたしを越えたはるか悠久の時をつなぐ欠片として
大切に愛し続けよう


涙が溢れてとまらない時は
きっとその流れを身の内に感じているときだ
わたしがわたしを越えた命として
大きなものに守られ撫でさすられている喜びに震えているときだ


すべてはつながっている
どうぞ、ずべてのものが幸せに輝きますように・・・