撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

リセット

なんとなく忙しかった(という形容もなんだが)しばらくと
暑くて暑くてたまらなかった夏をようやく越して
ふと気付くと明日はお彼岸の中日
部屋を片付け御仏壇を掃除して気分も変えなくては・・・


このところの不調を思い自分を省みる
忙しいとかきついとかいって
当たり前にしていたことすらおろそかにしていないか?
朝起きて夜寝るまでのひとつひとつ
身づくろいから家のつくろいまで
もともと大したことはしていないとはいえ
その当たり前のことすらいい加減にしていないか?



剥げかけたマニキュアを落として爪を整えてから
まずは自分の机の上を片付けよう
そして次に目指すべきものを見失わないよう
いや、そんな大層なことではなく
花や月の美しさをみるだけの心の余裕は失わないように
姿勢を正して歩いていこう
まずはそれから・・・


人生にリセットなどないことは分かっている
だからこそ埃を被って錆ついてしまわないように
自分自身を時には奮い立たせる必要があるのだろう
あえて「リセット」とすべてを捨てる振りなどして…