撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

それぞれの夏

午前6時から庭の蝉の音が凄まじい音量
しかしながら昨日は煩く聞こえたものが今日はそうでもないのはどうしてだろう


うっかりつけっぱなしだったパソコンに手を伸ばし
昨夜の続きのブログチェック
コメントのやりとりに目が留まりしばし想いに耽る


不安の正体は未来への期待
イライラの原因は目指したい自分
演じる自分は本心への照れ隠し
次の季節を感じてしまうのはいまの季節への愛おしさ


たった一日に向かって一年を過ごすなんて
七年の眠りのあとの一週間を過ごす蝉のようだなんて思いながらも
蝉にとってはどちらがどうということではなく
すべてただひたすらに生きているだけかしら?とも考える


ワシワシワシとなく蝉の声が「集中集中集中」と時折聞こえる
鯛生のグラウンドにも鳴り響いていた蝉の声を思い出す
蝉の音が強弱をつけ時にきれいに重なるのを感じる
改装中の校舎の中を放浪しつつ「雲雀にかわれ」と歌っていた
16の夏を不意に思い出す


夏を特に好きな季節だと思ったことはない
しかしながら忘れられない夏を自分の中にいくつも宿している


朝一番大切な友人より「始動」のメール
ああそうか・・心の奥に隠れているもの私にも見えたかも
懐かしむのはもっと幸せな日々を望んでいるから!!!
さて、今日も活動開始!