ラグビーボールの楕円球は予測のつかない人生を連想させる
しかしながらそのボールを自在に操ってこそ！とも言う
人生が予測がつかないことは
ラグビーボールが楕円なのと同じくらい明らかなこと
いくら操ってもそれでもなお例外が出ることも
用意周到でも完全はない、それもまた人生と同じ
いったいどんなことを考えながらあの形を作り上げたのだろう
ただの球よりもひねくれていそうで
でもただの球よりも胸の中に腕の中に心地よく収まりそうなあの形
きっと
人生は人の数だけ
一瞬の数だけ
数限りなくあるものだと感じて生きていたひとに違いない
そして
人生を生きることは
ひとを愛することだと知っていた人に違いない
