撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

美味い!(ゲゲゲの女房)

懲りない、反省しない、努力しない
と、茂に評されるイタチくん
それが通れば、人生楽園よ
と、ひとつも悪びれていない様子が思わずみんなの笑いを誘う
もちろん、そんな生き方がいいとはひとつも思わないけれど
そんな生き方を否定され、抹殺される世界というものはまた恐ろしいと思う


貧乏といいつつ、きれいなバラ寿司が作られた食卓
やって行くのに苦労すると言いつつも
お客様がくれば御馳走をつくり、人のために風呂を沸かし
いつの間にか人数の増えた食卓のみんなに料理をふるまう


儲け話もそうならば、節約計画ですら
計算どおりにいかないのがこれまた人生
でも「美味い!」と言ったその言葉はイタチであろうとホントの言葉で
大切なものは、そんな何気ない日常にこぼれているものなのかもしれない
などと思ったりする