撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

語らずとも

予定通り一日ラグビー三昧
開始には遅れたもののなんとかレベルファイブにも行けた


試合途中、まっさきに目に飛び込んできたのは伊藤剛臣選手
なにがどうというより、とにかく好きだ!(笑)
うん?と思ってよく見ると、やっぱり彼
なるほどね、やっぱりね、やっぱり彼のラグビーって魅力的!と思う


ハーフタイムにはタグラグビー
ちびっこチームとトップリーガーの試合のあとに
東福岡高校のメンバーとトップリーガーの試合
こんな数分の試合でも、東の面々の「楽しむ」はよく見える
おまけに「楽しませる」ことまでできるの?
と、思うくらい、役者揃いのみんなだった
きっと彼らはラグビーというものを、歌うように踊るように楽しんでいる
それはどんな国の人々とも、どんなレベルの人々とも
語らずとも楽しめるほどの財産のように思えた


後半途中より元木由記雄選手登場
彼の立ち姿はどうしてあんなに端正に美しいのだろうと感じる
構える、待ち設ける「静」は紛れもない紳士のたたずまいで
ボールを狙う「動」は、美しい野生の獣の動きのように見えた
まるで某ブログの記事のお話のように
彼に狙われた選手がセービングすらできずに慌てて蹴りだす場面を見て笑った


タックルを狙って追いかける大畑から逃れきる若手を目撃
寂しい気がした反面、そうでなければ未来はやってこない
走るだけ、力だけ、それだけならやがて人は衰える
しかしながら、それだけで生きているわけでも
それだけで世の中が動いているわけでもない


語らずとも伝わるものを持つ者
それを確かに受け継ぐもの
そしてできることならそれを静かに見守るもの
心のどこかに大切に刻みつけるもの
ラグビーを愛するひとの増えんことを願う




※おまけ
試合の勝敗を決定した元木選手のトライはあまりにおいしい?
それでこの試合のMVPって出来過ぎのドラマ
さすが元木選手だよね、文句なし
しかもMVPの賞品がスポンサーになってる回転ずしの
「スシロー回転寿司1000皿」って笑わせてもらいました



※もひとつおまけ

写真は2004年のワールドカップの前に両選手にもらったサイン
ついこの間、峻にこれを見せて
ジャパン入ったときにはこれに3人目のサインをもらうから!
と、宣言(おねだり?)したところでした
この同じ場所にその三人がいたという
私にとって記念すべき日だったのだろうな・・・