撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

おまえこそチャレンジャーじぇ(ウェルかめ)

 歓迎会、とりあえず出席できたのね。「早く言ってよ・それをいうなら早く人の話を聞けよ」
うんうん、そう思うね。勝之新が、なんでもないうどん屋さんで、誰に言うでもない、
誰に見られるでもないのに、きちんと手を合わせてひとりで「いただきます」をしていた
のをみて、昨日からぐっと彼寄りの視線になっておりますことをご了承ください(笑)。


 かたや、波美ちゃんの人との距離の取り方はいかにもいまどきの若い女の子のようで
(ホントはこんな風に分けたくはないけれど)勝之新に何でも言っているのがどういうことを
意味するのか気になります。
①昔から知っているから意識せずに心を許している
②泣いたとこも見せたことあるから今さらかっこつけても仕方ないと思ってる
③年下だし、バイトだし、会社の人の数に入れてなくて気楽に思ってる
④とりあえず分からないこと聞くのに一番聞きやすいししゃべりやすい
 なんか疲れるなあ・・はあまりに正直な心の声ですね。ホントのことだけれど、まあ
この場に勝之新がいなければ、心の中でつぶやくだけで、あとは家に帰ってぬいぐるみか
ペット相手にしゃべるようなレベルの言葉でしょうね。心を許している・・というよりは
油断しているというか、数に入れてない男の子という位置・・って感じがするのは私だけ?


 一方「あれだけコピー考えればね」と受けた勝之新。とらえどころがないのは君も同じ
は、結構名セリフかもしれない(笑)。自分本位、自分の見方しかできないのは誰もが
同じだけれど、自分以外にも人がいて違う立場の見方があるということを知っているか
気づいてもいないかということは大きな違いになると思う。頭では知っていてもだから
どうするのか・・ってところまではまたあるんだものねえ・・と常に感じますもん(笑)。


 編集長はただものではないと信じたい。昨日、おおげさにあらあ・・まだ何もやって
ないんだ!ってふれまわってたのも、別にその時に気づいてショックで大きな声出して
たんじゃなくて、それなりの意図があったのだと思いたい。じゃなきゃ、大ボケか、意地悪で
しかないよねえ・・。まあ、今の自分はそうなんだと確認させたということはあるかな。
周りのみんなにもね。お父さんが何も分からなくても当たり前、なんでも聞きなさいと
言っていたのは永遠の真理です。東京で編集者になって・・というのは人に言うのには
自尊心をくすぐる肩書きになるかもしれないけれど、さて自分の何で勝負していくのか
となると、自分はまだ何も持っていないということを認めるところから始まるのだろう。


 今となっては「なる金」の就職をけったことにも大きな意味があるよね。可愛いお嬢さん
で、地元でのコネ、ひいてはいい家族がいて、それなりに今まできちんといい子で生きて
いて、それだけでも自分は十分恵まれているし、幸せな人間であることを認識したうえで・・
あとは自分の力で何を欲しいと思っているのか、どんな人間になっていきたいと思って
いるのか・・・それは多くの若者をはじめとする出発点や分岐点に立つ人すべての問題
でもあるし、波美ちゃんを演じている「倉科カナ」ちゃんのこれからも映しているような
気がする。


 半年終わったあとで、彼女がどんなものを得ているかも気になるところ。そのとき
倉科カナさん・・と呼んでいるかな?わたし。とにかくヒロインが女優さんとして未知数で
フレッシュに可愛いと朝ドラが楽しいというのはここしばらくのブランクのあと気づいた
ことですな(笑)。