撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

帰り道

 今日は仕事を早めに切り上げて息子の歯医者へ。そしてその帰りに
久しぶりに整骨院に。首と背中と少し直しときましょうね・・と
ボキボキっとやられて、全身こわばったからだをゴリゴリやられて
叫びそうになる痛さを笑いでごまかして力を抜きながら耐えてました。


 それでもそこまで済んでもまだ空は明るくて・・何だか久しぶりに
主婦に戻れたようなちょっぴり嬉しい夕方でした。明るいうちに家に
帰る幸せ?う〜ん、そんな幸せって今まで感じたことなかったあ・・。


 物事にはいつも裏と表があって、時間が飛ぶように過ぎていく慌しさ
ばかり感じていたけれど、時にはこんな幸せを感じられると言うもう
ひとつの見方もあるんだ・・。それと、拘束時間が決まっていれば、
その時間を過ごせば帰れるという安心感はあるものの、自分の仕事量の
ほうが決まっている仕事というのは、自分の働き方次第で自分の時間を
コントロールできるという面もあるんだ・・。


 どちらがいいというわけでも、どちらが楽というわけでもないけれ
ど・・。ひとは知らず知らずのうちにどちらか自分に合ったほうを
選んでいるんだろうなあ・・。


 薄明るい空を見上げながら帰るもよし・・月の光に照らされて帰る
もよし・・。ただ、空を見上げてしばし想いをめぐらす余裕だけは
忘れないでいたいと思う。空はいつも上にある。星も月も、輝くときも
見えないときも、ずっと空にいてくれるのだと・・そう思う。