撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

仕事を始めて

 仕事を始めて変わったことといえば、物事を先延ばしにすることが
減ったこと。ずっと家にいると思うと自分のやりたいようにやれば
いいやと思いつつ、できなかったら夕方でもいいや、とか明日でも
いいや、とかズルズルになってるところもかなりあったけれど、半ば
できないかも!という恐怖も手伝って、できるところからどんどん
片付けていかなくちゃ!という気分になってる。


 だからこそ、私のために時間を使ってくれるひとには本当に感謝する
し、ちょっとした心遣いがとてもうれしかったりする。早めに予定を
聞いてくれたり、この日は空いてるからいいときに連絡ちょうだい!
って言ってくれたりとか・・。


 逆に家族はわたしがいつでもオッケーなのに慣れててすごく突発的に
用事を言いつけてくれてたもんだとあきれたり・・。それはまたそれで
済ませていた私にも責任があるのだよなあ・・とも考える。


 優しさといい加減さは紙一重。相手の望むことをしたいと思うのは
愛情のひとつだろうけれど、相手に振り回されるだけでは自分のため
にも相手のためにもならないのだろう。自分をきちんと持つこと。そ
してその上で相手の立場にも立てる余裕をもって接すること・・。 


 そして自分を持つということは、考えるだけじゃなくて、実際に
自分がどうやりたいか、どうなりたいかを、そのとおりにできること
からひとつずつ実践していくことなんじゃないかと感じ始めている。


 まずは、メールが届かなくてそのままになっていた友達に葉書を
書いてみよう。今日のわたしの行動はそれ。そんなことのちいさな
積み重ねがきっと目指す方向へと導いてくれると信じている。