撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

親の仕事・大人の仕事(ちりとてちん)

 「子供の心配するのが親の仕事」

 糸子さんの言葉はもっとも。他人事ではないのだ。もちろん
子供のことは子供のもので自分のことではないのだけれど・・。


 お母ちゃんの人生っていったいなんなんやろう・・と順子に
つぶやく喜代美。ひとのためにばかり・・と。


 子供の考え方と大人(とくにお母ちゃん・おんな)の考え方の
違いがとてもよく分かる。


 いつの日か分かるかな?「愛だよ、愛!」


 それでも人に言われて分かるものじゃない。自分が生きていくことも
人がそれぞれ生きていることも、それを実感して味わうには、無駄に
見える回り道をしなければ、たどり着けないんだろう・・と、少し
ばかり長く生きているものとして思う。


 順子ちゃんが、じっと喜代美を見ているのが印象的!でした。