撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

架け橋(どんど晴れ)

 先週の夏美の言葉、それに続く言葉を受けて家族それぞれが
素直に自分の想いを語る。どんなにお互いがお互いのことを
想っていたか、そしてそれを素直に、率直に、諦めずに、逃げずに
話し合い、語り合うことがいかに難しいか・・。夏美の言葉が
なければこんな風にみんなの心がとけることはなかっただろう。
「架け橋」・・になれるひとの存在はありがたい。


 そんなことに気づいた、気づけたことの素晴らしさ・・しかし
そのためにどれだけのものを失わなければならなかったか・・と
続くナレーション。


 カツノにくらべ、自分はなんて息子への想いで目が曇ってしまった
か・・と嘆く環。しかしながら、カツノがずっと得られなかった
家族の結束は環を囲み守ってくれていくことだろう。どんな物事も
いいことと悪いことと両方の面を持っている。


 ずっと気になっていた恵美子が、伸一に寄り添い、あなたを
妻として信じます・・といったあのひとことから、伸一を取り巻く
世界はまるで息を吹き返したようだ。どん底まで落ち込んだ伸一を
優しく包み込む恵美子は女神のようでもあったが、やっと男を独占
できた女の勝利の顔のようにも見えた。


 香織さんが何だか活躍してるけれど、だからといって彩華さんまで
出て来るんじゃないかという意見は今のところ何とも言えないんです
けどね・・(そんなこといったの私じゃないです)。