撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

純粋であるということ

 いろいろ考えて頭の中がごちゃごちゃになってくると
全部リセットして一から始めたくなる。新しいノートを使い
始めるように・・。


 無垢だとか、純粋だとか、そのままだとか、歳を取るにつれて
憧れるもの。ただ、そんなことが、そのままで通用するのは、
本当に何も知らないころだけに限られることくらいは分かっている。


 化粧をしないことと、スキンケアをしないことは違う
 いつも笑顔でいることは、悩みがないこととは違う
 時間をとれることは暇なこととは違う
 じっとしていることと構えて待つこととは違う
 受けとめることとやり過ごすこととは違う
 無垢と純粋とは違う!純粋には、幾通りもある!


 思いつくまま・・でした。


 純粋でいるにも、素直でいるにも、力と考えが要る大人という
もの。そんな風に輝いているひとも、人知れずいろんなことを
積み重ねているのだろう・・と当たり前のことに気づいた、いや
知っていたはずなのに、忘れていたのかしら?


 知っていると思い込んで慣れてしまわないこと、どんなに幾度も
通って来た道だと思っても、その時の道はその時にしかないものが
あること、絶えず違う道だということ・・そんなことを忘れては
いけない・・そう気づいた朝でした。