撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2月の思い出

 次男が帰ってきておやつを食べながら「こないだの○○さんの
チョコ、本命やったって、義理と思いよった・・」と。思い起こせば
バレンタインを2日過ぎた週末に、手作りチョコを二つ抱えて帰って
きた彼。まったく同じレシピと、色違いのラッピングという姉妹の
ようなチョコだった。仲良し二人で一緒につくったのかなあ・・なんて
言いながらいただいて、それでも同じように見えて、チョコと生クリーム
の配合の違いか、全然味が違ったのが、「手作りチョコも大変だ」と
印象的だったのでした。うん、本命チョコの方が甘くて柔らかだった(笑)。


 仲良しの男の子を通してもらったというので、その男の子ももらった
のかな?と軽くふると、いや、もらってない、との返事。どひゃ〜!
おんなって、10歳からもう残酷だ!確かに身長70センチからちゃんと
女心持ってるんだ!と驚いたものでした。


 嬉しかった?というと、いや、別に・・わからん・・という素直な
(幼い)息子。お返しはするんでしょう?と言うと、手紙がついてなかった
から手紙なしでいいね、と安堵しているやつ。2年生のときに、熱烈
ラブレター付きのやつをもらってどん引きした経験を私は知っている。


 本当の恋愛はまだまだ先の話。でも、どんなちいさな出来事でも
生のにんげん同士で、好きになったり、嫌いになったり、傷つけたり
傷つけられたり、かすり傷のような痛みをいっぱい感じて、もっと
大きな傷や痛みに耐えられるにんげんになって欲しい・・と母は思う
のでした。


 えっ?こんなことネタにされるのがいちばん傷つくし!って?
だから、このブログは、身内には絶対内緒の匿名ブログです。