撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

伝える

電話・メール・手紙・会って話す
コミュニケーションは様々
オヤジはメールしても電話で返すなんてギャグがあったけど
わたしも年のせいかメールは苦手。
メールは連絡手段と割り切る。
逆に話したくないときに伝えるのには便利だけれど・・。
絵文字はカモフラージュのツールになる。


電話はストレート。生身の声はそのまま伝わる。
昔、きちんとした姿勢で話さないと、相手に伝わるよ!って母親に
言われていた。・・電話でもお辞儀する最後の世代かも知れない・・。


メールが苦手なのは、手紙と混同するからだろう・・
相手に文章を送るということは、自分の心を伝えること。
便箋を選び、封筒を選び、もちろん言葉を選び、
手紙が汚れないように、手紙を出す日のお天気まで気遣っていた・・。


書いてもどうしても出せない手紙もあった。
破り捨てた手紙もあった。
貰った手紙は何度も読み返して捨てられなかった。
好きな人からの手紙なんて、ほんの暑中見舞いでも
穴の空くほど眺めて読み返した。


会って話せば事もないけれど・・・
電話で長話するのも楽しいけれど・・
手紙が届いた時の気分はたまらないけれど・・


どれも代わりにはなれない。
なにが伝えたいのか、どうやって伝えたいのか、
それを選ぶのは楽しみでもあるし、
かなり苦しい悩みでもあるかもしれない。