達彦さんの手紙(純情きらり)
「母さんは見た目の半分も悪い性格ではありません。色々言って
人を困らせるのは淋しいからです」
達彦の桜子宛の手紙で泣かされたよ。かねさんのこと、わかって
やってるんだね。確かに、かねさん、自分中心で、きっつ〜い人では
あるけれど、意地悪・・・少なくとも底意地の悪い意地悪ではないです。
そこまでいう?ということはあっても、いままで、ひどすぎると思った
のは、拓司さんの葬式の時くらいかな。
ほんとの意地悪に会うのは桜子ちゃん、これからでしょう。いえいえ
ほんとにつらいところは、立場が絡んでくるので、桜子をかばって
あげられる人がいないってことかな?わかってくれるひとが、寄り添って
くれる人が一人でもいれば、なんとかやっていけるものですが、さあ
どうなることやら・・。今週は、かねさんと桜子の、本人たちは大変だ
けど見てるぶんには楽しい戦い・・あたりを予想してたので、見るのが
ちょっと苦しいです。いちばん嫌いなタイプのドラマです。
救いは、たみさん・・かな。謎の女だけど、おまけにきびしいけど、
なんだか達彦さんを思う目が悩ましいほどに色っぽく見えて仕方ありま
せん。そう、一昔前だったら、おばさん、ですませそうなキャラだけど、
着物の着こなしとか、視線の動かし方とか、立ち居振る舞いとか、なんか
しっとりとした魅力を感じます。達彦さん可愛さあまりに誘拐騒ぎ、とか、
拓司さんとなんかあったかとか、想像してしまう!
対照的にかねさん。昨日思ったんですが、すっごくエネルギッシュに
おかみの仕事をこなしている。着物の着方も、たみさんのとは対照的に
しゃっきり、さわやか。着物そのものも、季節にあっててとても素敵。
ほんとは、寂しがり屋で、甘えんぼなのに、気を張って仕事をしている
から、昔なじみの磯さんなんかとはなおさらポンポン言い合って楽しんで
いるんだろうな・・とか思います。
どうしても、桜子よりほかの登場人物の方に感情移入してしまう、
長女、一人っ子の私です。