撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

平和・・男と女

 今朝のニュースでイラクのこどもたちの話題がでていた。
テロをなくすための、メッセージ映像で、ピストルをもって
テロリストに向かうものが流れているので、子供達が、ピストル
のおもちゃを持って撃ち合う遊びをすることが増えている、というような
もの。(「テロを憎む」という表現にも少しひっかかったが)
 

 母親が、こどもが戦闘的、暴力的になっているようで心配と
いっていた。どの国の母親もこどもを思う気持ちは変わらないなあと
思う。どんなに強い国になろうと、勝利をおさめようと、我が子が
無事に存在してくれなければなんの意味もない。


 目の前のものに立ち向かっていってくれるのは、男かもしれないが、
命をつなぎ、暮らしを紡いでいるのは女なのかもしれない。
どんなに見事な織物も途中で引き裂かれてしまえばどうしようもない
ことを知るのは、日々だれに認められることもなくとも淡々と
紡ぎつづけているひとだけなのだろう。