撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

その1 あのころのわたし

 「上手くいく恋なんか恋じゃない」と唄っていたのはCharだった。
 上手い言い方をするなと思ってた。上手くいかない片思いを
 恋だと信じようとしていた頃だったから。
 
 誰かとうまくいくときには、わりとスムーズにことがはこんでいく。
 まるで、そうなることが二人の運命だったかにように・・。別れていく
 ことすら運命だったとロマンチックなまま終わらせるのだったら
 美しい思い出を増やすのは難しいことではないのだろう。

 別れたくない人と出逢ってしまったらどうしよう?