撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

いいとき・わるいとき

お気に入りのブログで扇子の話題
ふと、昔京都で購入したものを思い出す
叔母の還暦がちょうどその年だったので
母たちの実家の家紋「撫子」にちなんで
撫子の花の描かれた扇子を贈る
末広がりの想いも込めながら・・
そして義母へのおみやげと
自分へもひとつずつ買ったのだった
義母にはてっせん、わたしのは白椿
久しぶりに開くとほのかな香りがたった
まるで素敵な玉手箱のよう


玉手箱といって某朝ドラを思い出すわけではなく(笑)思い出したのは「ゲゲゲの女房
長い結婚生活のなかではいい時も悪い時もある・・といっていたのは布美枝のとうさん
わるい時に茂のように贅沢なものを買う勇気はなかなかないけれど
いい時に買ったいいものを身近に置いているとなんだか心が落ち着く
無垢のテーブル
ペルシャ絨毯
備前の花瓶
京都の扇子だって旅行の思い出も含んだ大事な贅沢品だ
ずっとそばにいてくれる素敵なものと
ずっとからだのどこかに記憶されている美味しかったもの、楽しかったこと


季節は巡る
いいときもわるいときもあるだろうけれど
いつの日も、大切なことは毎日を大切に生きることだけ・・・