撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

もうすぐ新年度

 本日次男のラグビーのクラブチームの一年に一度の総会。4月から
学年役員を引き受けることになったわたしとしては、新しい始まりの日
に身が引き締まる思いである。


 自分の仕事も満足にできておらずあたふたと毎日を送っているのに
大丈夫か?という心配も拭い去れないではいるが、またどこかでは
かえって仕事になってしまったほうがきちんとやれるのではないかと
腹をくくっているところもある。


 2年ブランクがあるものの、その前は2期4年の間、チームのちょっ
とした仕事に携わっていた。全学年とかかわる仕事だっただけに、自分
の子供だけでなく、広く見渡していたような気がする。その時の仕事の
おかげで、いろいろな人とのつながりもできたし、父兄だけでなく、
コーチの方々の考えもずいぶん聞くことができて、ラグビーやチームの
見方も広がったような気がしている。


 今回は学年担当。そして中学生・・。彼らがこの一年でどんな変化を
見せてくれるのか、とても楽しみ。このところ、わが子のばたばたで
ラグビーを楽しむ余裕がなかったわたしも、これからは、悩みも
ごたごたも覚悟の上で、成長していく中学生たちをじっくりと観察させ
てもらおうと思っている。きっとその中で見えてくるものがあるだろう
と思う。


 それにしても・・・今年は仕事しますからよろしく!というと
「してもせんでもあんたはいつもグラウンドにおるやない」と某コーチ
に言われたり、事務局さんからは「なんか新鮮さがない・・」とつぶや
かれたり・・。はいはい、どうせみーはーで子供がいてもいなくても
ずっとグラウンドに通ってましたわよ、悪かったですね・・とは言わな
いけれど、いつのまにか古株のほうに入ってしまっている自分にびっく
りではある。毎年、毎年、知らないうちに成長していく子供たちを
見守っていくのは、時が経つのを忘れさせてくれるほどに楽しいもの
であるのだ。