撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

愛すること・愛し合うこと・仲良くなること

 fieldさんに教えてもらった谷川俊太郎さんのコミュ「生きる」を
のぞかせてもらって、ついでに新刊「子供たちの遺言」の紹介を
見て、そうか!ときづいたこと考えたこと。


 ひとはひとりひとり考えていることが違う。同じものを一緒に見ても
一緒にしゃべっていても考えていることは少しずつ違う。だからこそ
「いまおんなじこと考えてる!」「同じ気持ちで重なった!」って
思える一瞬がとても貴重なんだ・・ってこと。


 そんな瞬間を重ねるとなんだか近く思えて仲良くなれるよね。
たとえば、
・「トムとジェリー」を一緒に観る
・寒くてお腹がすいてる時に温かくておいしいものを一緒に食べる
 あら、自信を持って書けるのは二つだけだった(笑)。ほかにどんな
ことがあるかなあ?ポイントは、文句なしのシンプルな幸せ・・です。


 好きになって、ひとを愛し始めると、なぜか前より幸せが減ったよう
な気がすることがあるのは、自分が楽しむことだけでなく、相手が
楽しんでいるかどうか気になり始めてしまうからだろう。自分の幸せ
よりも相手の幸せを望みすぎると、お互いに想っているはずなのに、
お互いがべつのことを考えているように思えて哀しくなることがある。


 時々、恋人よりも友達のほうが楽で楽しい・・なんて思えたりしてた
のは、友達とのほうがシンプルにそういう想いを共有する場面が多かっ
たからだろうなあ・・なんて思いだしてみる。いきなり愛し合えるわけ
なんかないよなあ・・。だれよりも仲良しでなきゃ、ほんとに愛し合え
るはずない・・なんて思ってしまう。


 仲良しで仲良しで楽しくて・・・その上に、ただ楽しいだけでなく、
自分がこのひとのことを幸せにすることができたら、自分はどんなに
幸せになれるだろう!と思うこと。そう思うことがひとを愛し始めた
兆候なのかもしれない。