撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

想いは

想いは風にのって届くのだろうか?
想いは風にのって届くのだろう・・・


そんな昔読んだ一節がとても心に残っている
突然胸に熱いものがこみ上げるのはどうしてだろう
意味もなく涙が出そうになるのはなんでだろう


遠く離れているひとと心通わせるとき
久しぶりにあったひとと同じことを考えていることを確信したとき
それまで気づかなかった情熱に触れたとき


空の青さが目に沁みるときや
突然流れてきた音楽に心揺さぶられるときと同じように
そんな気持ちになってしまう


ひとの想いもまた出逢いを求めるように
この世界の中を漂っているのかもしれない
どうぞ、幸せに向かう出逢いがありますように・・・