撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

海を越えて・スポーツを越えて

 行ってきましたグローバルアリーナ。今日の写真はイングリッシュ
ガーデンなる芝生広場の程よい木陰、柔らかな芝の上に寝っころがって
撮った福岡は宗像の青空です。昼寝をしたいほどいい気持ちだった。


 とやっていると放送が・・「ほおら、芝生でお昼寝はやめてくだ
さい」ってのかもよ!とかいわれてたら、もよおしもののお知らせ
でした。イングリッシュガーデンで(笑)バグパイプの演奏があり
ますので皆様お集まりください・・というもの。ああ・・よかった、
芝生の上で熟睡してなくて・・・(笑)。


 さて、サニックス2008ワールドラグビーユース交流大会のこと。


 開会式はなんだかお祭りのように楽しかった。東福岡高校は手に持っ
た小旗を振りながら登場。啓光(と言ってしまう)の1番くんはスタン
ドに向かって投げキッス。手にビデオカメラを持って撮影しながら
行進している子も。ついつい観ているこちらも選手たちに笑顔で手を
振りたくなる雰囲気でした。


 ご挨拶はすべて日本語とあと通訳による英語で・・。選手宣誓も
日本の子のやつ(ヒガシのキャプテン)と英語のやつ(オーストラリア
の子)と、二種類。


 来賓のご挨拶のなかで印象に残ったもの・・・beyond sports・・・
様々なスポーツがあるけれど、そのどれもが素晴らしいものではある
けれどラグビーで得るものはスポーツを越えている・・と。ひとりは
みんなのために、みんなはひとりのために・・そして試合がおわれば
敵味方なしのノーサイド精神。


 高校生というなんとも素敵な時期に、こんなに全国の、世界中の
仲間と集まり、1週間もの間合宿のように同じ敷地内に生活を共にし
ラグビーを通して触れ合い、たぶん、夜なんか大騒ぎで楽しんで
得ようとしさえすればいろんなものが得られる素敵な場所。


 海を越えて集まった若者たちが、スポーツを越えた交流をできます
ように・・。国を越え、言葉の違いや、人種の違いをも越え、ただ
同じものを愛する人間という、共通項をとおして様々なことを
共有し、共感できますように・・。


 それにしても、ここにくるたびに「来年までに絶対英語くらいしゃべ
れるようにしよう!」と決心するのですがなかなか・・・。近くに
いた南アフリカの子たちにかろうじて聞けたのは「どこから来たの?」
「何歳?」だけ・・情けない。別れ際に「Have a good time!」と
言いたかったのになぜか出てこなくて・・ガッツポーズ?つきで
「Enjoy!」といった謎のおばさんは私です。どっかの清涼飲料会社の
回し者か!って自分で突っ込みいれておきます・・・。


・・・おまけ・・・
 ごひいきの子は高校での試合デビュー。それが国際試合なんて
あんたらしいね!って応援してるおばちゃんとしては嬉しいです。