撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

のだめ・プライド・キスケさん

 気分の晴れない日は好きなものに没頭するに限る。


 昼間は本屋で立ち読み、江國香織の「がらくた」
コーラス最新刊「プライド」
BE LOVE 最新刊「くるみ」・・「生徒諸君」は今号お休みだったかな?。
 夕方は次男連れて行った整骨院で「のだめカンタービレ」。親子揃って
あまりに楽しそうに読んでたらしくて受付の人に「お会計はいいときに
用意してますから・・(好きなだけ読んで帰っていいよ)」と言われて
しまった。いえ・・きりがないからまた今度にしまあす・・と切り上げて
帰ってきました。


 プライドの高い歌う女・・だな、今日のポイントは・・ってなんじゃ
そりゃ!
「のだめ」のドラマがよくまあ原作どおりに作ってあったものだと今ご
感心している私。ミルヒーはあんまりと言えばあんまりですが、まあ、あ
落ちたときのキャラは外国人では難しかったでしょうね・・とそれなりに
納得。オーボエ協奏曲・・いいよ・・ってなあたりまで読み進みましたが、
今日一番響いたのは彩子ちゃんが一皮むけるところ・・。彼女なりに千秋の
こと好きだったのよね・・。
 もひとつ「プライド」ではシホの「マノンレスコー」。彼女が歌うと、
マノンレスコーすら気高くきこえる・・・って最高だな。一方の萌も目が
離せない。一条ゆかりって、ベタ惚れしたくはないタイプなんだけど、
上手いなあ・・ってつくづく思う。


 家で自然と手が伸びるのは鴨居まさねの「雲の上のキスケさん」ホンワカ
してちょっとエッチで意外と深い。眉ちゃんのセリフ「キスケさんの漫画って
絵本でエロ本なのね」ってそのまま使いたいくらい(笑)。高校生男子の
気持ちは、「河よりも長くゆるやかに」でお勉強したけれど、大人の乙女心は
これで見えるかも・・?


「逃避って食べたらきっと甘いわね」


とか


「ねえ
 いま
 どこにいる?」

とか


ふと心に沁みて来ちゃうネームがぽろりと散りばめられていたりして・・。
眉子さんと一緒にゴロゴロしながら物思いに耽ってみたりします。