なんのとりえもないなんて(スカーレット 1-5)11月4日放送分
ひとは自分の価値観のなかでしか生きられないのだ
自分がアンテナを張っていないものは見えないし
評価することすらできないのだ
喜美子の絵の素晴らしさをお父ちゃんに説く草間さん
半分困りながら気のない返事をするお父ちゃん
うしろで心配そうに見守るお母ちゃん
落書きと言われ傷つきながらも
何でもないそぶりをして照子の家へ向かう喜美子
酔ったお父ちゃんには女の子には勉強は要らんと言われ
会社から帰ったお父ちゃんには勉強して来いと言われ
それでも喜美ちゃんは泣かないし立ち止まらない
周りにいる大人が、一緒にいる友達が
少しずつ増え、環境が変わっていく
理科の本から勉強をしはじめ
彼女の世界はどう変わっていくのか
彼女の可能性は未知数だが
このドラマが面白いのはもう確信している
転校一日目といい、この日といい
照子が音読しているときに先生が喜美子とやり取りをして
中断させるというかそのままにするというか
照ちゃんがちょっと気の毒だったな