撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ここにいること・いないこと

ふと思い出し
まどみちおさんの詩集を読む
なんども読んだはずの詩の中に
あたらしい詩をみつけるようで涙する


だれもだれかのかわりにはなれない
だれもがそのひとを生きている
そんなこと
ずっと昔からわかっていたと思ってたのに
なにも分かっちゃいなかったことに驚く


ふと歌われた歌に
心の欠片が宿ってて
ぶるると身震いする
蘇る記憶が眩しくて・・・


夜が明けなければいいのかな?
いや
それでも明日がくるから
涙を乾かして上を向けるのだろう