撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

冬の景色

久しぶりの飲み会
大勢の一次会と
ふたりだけの二次会
どちらも熱く語るひとたちの
その熱に触れ
そして自分の心を覗く


なんだかいつまでもその昂ぶりが残り
いつもだったらタクシーで帰るところ
地下鉄の駅から30分ほども夜の町を歩いてしまった


自宅近くに来てからようやく見上げた空
冬の星空はどの季節よりも美しく見える
いくつかの冬の景色を思い出す


嬉しいとき
哀しいとき
恋しいとき
淋しいとき
心が震えるときほど
星は輝きを増すような気がする


いつか懐かしい思い出に変わる日々
思いっきり心揺らして震わせればいいと思う