撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

こころが柔らかくなる

金曜日は初対面の人との集まり
がらにもなくちょっと真面目に
タイトルは「福岡大空襲から学ぶ、伝える」
幹事さんを知っていたので出席したのだけれど
彼の人柄と行動力を思わせる多彩な顔ぶれ
普段しない話をするのはこころの力が要る
考えていないこと考えたくないことも考え
今の自分を問い直すことを突き付けられる
数時間で何が変わるわけではないけれど
知らなかったひとの話を聞くことでなにかが揺れ始める
今まで見えなかったこと見ていなかったことが
すこしだけ目に入るようになる


土曜日は合唱のコンサート
高校時代の部活の先輩が常任指揮者をなさる大学の男性合唱団
新入生の演奏もあれば幅広い年代のOBの方々の演奏もあり
ステージいっぱいに溢れるエネルギーをもらってきた
先輩の指揮にほれぼれ見とれる
数年前には学生たちに挑みかかりそのエネルギーを引き出すような指揮だったのが
今回のコンサートでは傍らに立ち肩に手を添えるような
ときに眼差しをともにし行く手を指し示すような
なんとも余裕と色気を感じさせられるたたずまいだった
かっこいいなあ・・というのが単純な感想


胸が熱くなって
時折涙がこぼれそうになるのを必死にこらえてた
ステージ終盤この曲


https://www.youtube.com/watch?v=KCgJXuOqTYY#t=58

「Sailing」
いろんなことが反応しあう
いろんなことを感じ取る
ひさしぶりに耕された土のようにこころが柔らかくなっている気分
そんなときはすこし苦しい
それでもそれはまたあたらしい毎日への必要な苦しさだと思う