撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

恋をしたときのように

ドラマ「カーネーション」いよいよ明日が最終回


糸子が倒れてからその先
見るものすべてが美しくて
まるで恋をしてたときのようだ
とつぶやく


あたりまえのことがあたりまえでないこと
なにもかもがとくべつにおもえること
自分をつよく感じながら自分以外に生かされているとおもうこと
すべてのことが有り難いとおもえること
ときおり感じるその感覚をああそうか
恋に似ている
特別の恋をしているときに似ていたのか
と思い起こす


もう長くないのかもしれない・・と思うことと
恋の儚さを感じながらその想いを胸に持つことは
似ているのかもしれない
過ぎていく風すら愛おしくて切なくて・・



庭をみると遅くに咲きだした百日紅が名残りの風情になっていた
そしていつの間にか金木犀が間もなく開くつぼみをつけている
夏から秋へ
今日はお彼岸の最後の日でもあった