撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

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今週のお題「夏に読みたい1冊」

ひとさまのブログから本の話題、本棚の話題
ちょうどいちにち休みだったので
昼下がりに本屋さんへ
お薦めの一冊を探しに行ったのだけれど
それとともに目についたこの本


あの夏を泳ぐ 天国の本屋 (新潮文庫)

あの夏を泳ぐ 天国の本屋 (新潮文庫)


なんとなくね
このところお盆の話だとか
今は亡きなつかしいひとの話だとか
そんなことを考えていたころ


そして来週には中学時代は水泳部(高校では剣道部とか)だった
大学時代の友人の美人が帰福して我が家に一泊する予定なので
なんともぴったりのタイミングのような気が・・


なんらかのものごとを知った時に
すぐ飛びつくように行動に移せることもあれば
ちょっとためらうこともあって
それが二の足を踏んでるんじゃなくて
気恥ずかしかったり素直になれなかったりってこともあったり


それでもきっと
心はどこかで覚えてて
いつの日かかならず結びつく
言葉で表したいけれど
言葉に出せないそんなときにも・・


一気に読んで
途中からときおりぽろぽろ涙がこぼれて
そして
読み終えた後には
不思議なほどもうすっきりとして
まるで美味しい水を飲んだような気分

泳ぎたくなったような
それはちょっと無理なら
朗読をしてみたくなったような・・
でもきっと
生きていくことのなかで
同じ意味を持っていることはいっぱいあるのだろうな
違うことをしていても
同じものが見えるひとはいるのだろうな

分からないだろうなあ・・ということをあれこれ考えたりしてる
7月もそろそろおわりへと向かう頃