撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ジャパンを背負うひとたち

録画していた「アスリートの魂 世界最強に挑む ラグビー田中史朗」を観る

まずはニュージーランドの子どもたちの映像に目を奪われる
で、語りの内容に驚く
「子どもたちは5歳になったら男の子も女の子もラグビーを始める」
えっ?それって、凄くない?
日本でそれほど浸透している競技があるかしら?
ラグビー王国と言われる国は
なによりラグビーを愛してる国なんだ


そんな国で日本人がラグビーをするということ
そのチームで試合にでるほどになるということ
(いや、その前にチームに呼んでもらえるってとこから凄い!)


じぶんの体格を言い訳にしない
じぶんで限界をつくらない


言葉にすればそれだけでも
それを実行することの困難さ
実行していることの素晴らしさ
実行、分析、トレーニング、実行、分析・・・
自分のどこを強化すれば自分の求めるものができるのか
ひたむきにトレーニングするそのすさまじいほどのひたむきさに
この間観た釜石シーウェイブス伊藤剛臣選手の姿がダブる


何度も
ここで自分ができなかったら日本人は、日本のラグビーは・・と言われてしまう
という言葉が出てくる
この切り拓く人は自分のことを考えることに留まらず
もうすでに後へと続く人のことを考えてくれている



今日、テレビで観たジャパン戦
アジアの中の試合とはいえ以前よりもかなりいいテンポでボールが動いてる
若い選手たちもワクワクさせてくれる走りをしている
このなかに田中選手が加わるとまたどんなことが起こるのかと楽しみになる


その後放映があっていたスーパーラグビー
田中史朗選手登場とハイランダーズ勝利の瞬間を目撃
チームの中で自分の力で信頼と居場所を獲得したアスリート
そしてそれは
自分のためだけでなく日本のラグビーの将来をも担っているのだと
しっかりと意識している彼
ラグビージャパン
桜の誇りというものはそういうものかと感じる
花を咲かせることそれだけでなく
ずっと桜が美しく咲き誇れることを考えること
過去から背負ってきたものをしっかりと受け継ぐことだけでなく
未来へと手渡すこと、未来を明るく照らし出すこと


応援するわたしたちにできること
その年の桜の咲き方に文句つけたりしつつ
桜の花の下でどんちゃん騒ぎする輩に終わらず
その桜の木、できれば桜の咲く日本を広く長く想えるひとになりたい


NHK BS1でもう一度再放送があるようです
もし視聴可能な方はぜひ!

http://www.nhk.or.jp/tamashii/file/072.html