2012-09-24 半分だけ 雑 夕空に 高く 半月 ふわり紅をさした雲は 風の通り道を描いたよう 新しく始まった季節が なぜか 懐かしく思える黄昏時 それはきっと 幸せを知っているから 二度と帰らない時ではあっても たくさんの幸せをもらってきたから 幸せと 淋しさと こころはいつも半分ずつのマーブル模様 それでも 半分だけでもいい 自分の胸の中にある 枯れることのない花束を 大切に掲げ持って歩いていこう