撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

上を向いて歌おう

このところ、懐かしい繋がりや嬉しい繋がりが増えて
もういちど自分の世界を確認しているところ
今は仕事とラグビーばかりだけれど
私ってそれだけでできてたんじゃなかったのよね・・と(笑)


ひょんなことから母校の音楽部がどうなっているか?
という話題になって
7つばかり下の学年の男の子が文化祭情報をくれて
それでは行ってみるか・・と思い立ちまして


わあ!高校の文化祭なんて何年ぶりだろう
たしか我が子たちを連れてきたような気はする
化学部でスライム作ったのもらって
鉄道研究部で模型の電車を走らせるのを見せてもらったな
ざっと10年くらい前?自分の頃からいえば・・目眩がしそうなくらい昔だ・・


音楽部、部員がひとりしかいないという噂があったらしいけれど
文化祭でステージができるってことは盛り返して復活したのね
と、思いながらなんとか時間ジャストくらいに着き講堂の観客席に座ったら



ライトに照らされてあらわれた音楽部
男の子ひとり、女の子ひとり
最初の曲、「翼をください」が始まる
んふ?ソロから?とか思ってたら
2曲目「上を向いて歩こう」もそのまま
部員紹介をします!といいつつ、マイクを回してふたりが自己紹介
3年男子と1年女子!
そうしてステージは「涙そうそう」「あの素晴らしい愛をもういちど」
と続いて終わったのだった
ピアノ伴奏者はふたり
始め2曲が男の子後半2曲が女の子
どちらの伴奏者もなかなかの腕前で歌に華を添えてくれた


音楽部といいつつどれだけの活動ができているかは
この人数では分からないけれど
20分ほどのステージ、出ずっぱりで出て
ソロとかいう話じゃなくてもうふたりでのステージで
ましてや女の子なんか入学して入部してまだひと月と少しで
それでも見事に歌い上げてみんなの拍手をもらって
歌は決して派手でも特別練り上げた上手さとかでもないけど
男の子の自然体の鍛えたら伸びそうな声と
女の子の度胸の良さの伺えるまっすぐでキラキラした声と
すごく好感のもてるものだった


なんかねえ・・
部員が少なくて淋しいとかこれはコーラスじゃないとか
全然思わずに素直に感動してしまった
不思議に涙が溢れてきちゃって困った(笑)
彼らがいていくれるからそんな子たちがいてくれたから
愛する我が音楽部が続いてくれたんだな・・って
「あの素晴らしい愛をもういちど」なんてまさに私たちも文化祭で歌ったんだ!


ステージ後、情報をくれた子と、もっと下の女の子たちとお茶
いつのまにか拉致されてた3年男子を囲んで(可哀想!)
淡々としゃべってくれてた彼だけどもう!青春じゃん!小説になるじゃん!
と、もううずうずしてたまりませんでした(笑)


ちょっと懐かしくて
ずいぶんと楽しかった今日の日
いまにして思えばあの日々は輝いていたんだろうな
そしていつの日も自分がきづけるかどうかは分からないが
きっと輝かせることはできるのだと思いたい
そう、信じてる