撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

空を見上げる

日本酒「緑川」をちろりで出す寿司屋
源氏物語のおはなしのひとつの名まえを冠するバー
真夜中のギターの爪弾き
思わず口にしていた歌・・・


二日酔いがようやく消える頃
「野菜たべたい!」って伝言を残してラグビーに行った次男のために買い物へ
いつも以上に具だくさんの豚汁とカレイの煮つけ
青菜と厚揚げの炊いたの・・などで早めの夕食
久しぶりのラグビーで気持ちよくお腹がすいたらしく
彼の食欲は見ているほうも気持ちが良いほど
もともと和食好みの次男「今日の献立理想的!」なんて可愛いやつだ(笑)


昨日のお寿司、美味しかったなあ・・
おさかな、貝、ハンパなく美味しかった割に、かしこまってなくて
大将がもとラガーマンで「大野やっぱかっこいいよね!」なんていいつつ飲めるのもマル(笑)
いつでも使ってやってって教えてくれたひとにも言ってもらったので
そのうちまたゆっくり味わいたい


御馳走食べるのもいいけど
家のご飯もまたいい
子どもにご飯を食べさせる、家族と食事をする・・
当たり前に続いていくものと思っていたけれど
それができるのもそう長い間でもないし
そうそう当たり前にできるものでもないのだな・・と
自分のつくったものを無条件に受け容れて食べてくれるって
それはまたとてもありがたいことなのだとふと想う


そしてまたもういちど振り返って
美味しいもの食べに行こうよって誘ってくれる友達ってなんて有難いんだろう
日常に少しだけ疲れたときに
自分を大切にもてなしてくれたその時間を想い元気をもらう



3月11日
それは多くのひとにとって忘れ難い特別の日になってしまったけれど
だからいまさらあんまりいえないことになってしまったけれど
実は我が家にとってはそれこそ特別な日
私たち夫婦の結婚記念日でもある
どんな家庭をつくってきたかどんな生活を送ってきたか
それがどんなものに繋がっていくのか
言い表すことは難しいし一生分からないままかもしれない
でも
無理をせずに自分が自分であるままに過ごしているこの毎日を
感謝してる
そんな自分でいさせてくれる家族たちに感謝している


空を見上げる・・
様々な想いを胸に抱いて・・・
刻々と変わっていく空模様と同じですべてが思ったように行かないことは覚悟の上
「愛したいひと」がいること・・それだけで充分幸せだと思う