撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

不思議な想い

この不思議な想いをどうしよう
なまえをつけることもできず
つよく抱きしめることもできず
ただふうわりと心に浮かぶ想い


たとえば夕日に染まる雲
たとえば雪をひと掬い
たとえば木の葉に宿る露
たとえば頬にあたる風
たとえばココアからの湯気
たとえば記憶に残る夢
たとえば・・・
たとえば・・・


なにげないものが
暖かく見える幸せ
なにげないものが
美しく思える不思議・・・