撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

こころゆくまで(カーネーション)

周防のミシンを眺める眼
周防のミシンに触れる指先
なんだかその昔の糸子のそれらと綺麗に重なる気がした
ああ・・ふたりは同じ服をつくるという道を志すものなのだな
同じココロのかけらを持っているものどうしなんだな・・って思った


ミシンを間に挟んでみる周防さんの顔は
そういうわけで3倍くらい素敵に見えるかもしれないから糸子気をつけなよ
・・と言いたくなってしまった今日


「こころゆくまでええもん作ってください」
これはある意味、周防さんに気持ちの負担をかけずに助けられるやり方
周防さんの顔が楽になったように見えたというのは
「好きな仕事をやっていられる」ことによることが大きいと思う


見交わす目と目に感じる幸せ
でもね
もっと嬉しくなるのは、自分がみたときに目を合わせてくれるだけじゃなくて
「ふと気付いたときに自分をみていてくれた事に気づく好きな人の視線」もあること
のような気がするのよね


女は好きな男にこころゆくまで自分のやりたいようにやってほしいと思う
それを自分の胸の中で抱きとめられるのなら
そのぬくもりはどれだけ幸せなことだろう
しかしながら
きっと・・ずっとそのままではいられない
どちらかがどちらかを守るだけではいつかどちらも苦しくなる
どうしてだか、そんな気がする
どうしてだか、周防さんがすこしだけずるい男に見えたからだろうか・・


小原家も安岡家も若いおばあちゃんながらも
役柄としてきっちり年を感じさせているところが女優さんすごいなあ・・
でも昨日年を感じさせた麻生祐未さん
今日は直子との場面で若さをアピール?
そのあと部屋に戻ってきた直子のとろけそうな笑顔が印象的だった
そりゃ、おばあちゃんとはいいながらも
あんなに綺麗なひとにお布団でパフ!なんてされたら
子どもじゃなくてもちょっと嬉しいかも
いえ、むしろ、子どもじゃないかたの方が喜んだりします?(笑)