撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

言葉だけでない言葉(カーネーション)

ほらやっぱりね
もう再登場しました、周防さん
カーネーションのことだから
展開も早くて気持ちいいくらい(笑)


ショーウインドウの水玉のワンピースの前で立ち止まる周防
周防の靴の向きを変え一瞬手をとめる糸子




長崎弁があんなもんかどうかと
あれくらいの言葉がそんなにわかりにくいかどうかはおいておくとして(笑)
これは
今までであったことのない
違う場所、違う世界にいたひとと出会ったということ・・だな


言葉っちゅうんは便利なようで厄介なもんですね
と、初めての経験に戸惑う糸子


あきらめることはなかですよ
と、新しい場所に飛び込んできている周防



服も言葉がなかったっちゃ、色々なことが分かるけん


すごかぁ
カッコよかし、綺麗か・・


周防が心の底から絞り出すように発した感嘆のセリフ


新しい場所に飛び込んで来ながらも
まだ不安と戸惑いと戦争からの喪失感に支配されていた周防
ただその場所で自分の運命と戦争を受け容れながらも
生きていく力と新しい風に載る心をいつも失わない糸子


人間は人間として
新しい風を自分の中に吹かせてくれるひとに魅かれるのかもしれない
そしてまた
その人の持つ輝くエネルギーを浴びたくて魅かれ続けるのかも知れない


糸子よりも先に周防が惚れたか
あの靴を持ち出して守ってくれたのが奥さんというエピソードも深い気はするけど
いや
出来合いの言葉では表せない関係になるのかもね、糸子のことだから・・


糸子よりも先に周防に惚れたかも・・
指先の美しいひとと声のいいひとには弱いわたし・・
あっ・・
指先は形だけでなく動きも含めてね
声は張りと艶のある声も好きだけど、静かに響く落ち着いた声もいいな・・と
な〜に解説してんだか!(笑)