撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

お洒落の血ぃ(カーネーション)

男はだんじり引かんならんように
女はお洒落せんならんのよ


そうか・・
そうなんだ・・と妙に納得


叩きのめされても
すべてを失っても
前を向いて生きていこうとする
生き物の力強さ
そして
その生命力の美しさ



そして哀しみを喪失感をその内に湛えながらも
それはそれ自分のことと支え持ち
顔を上げて
明日へと繋げようとする笑顔の愛おしさ


糸子が最後に胸に想うこと


縫いたい!
ホントにいい洋服をつくって
このひとらに着せちゃりたい!


糸子にとって
これこそが愛しい人たちへそそぐ愛情なのだ・・


懸命に生きていく人が
その人生をなおさら誇らしく輝かしく思える
そんな洋服を作り着せ
笑顔になってもらうことが
糸子の愛情であり仕事であり誇りなのだと
そう感じた