撫子の花びらたち

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ウィンナーワルツを踊るように

NZラグビー代表オールブラックスのウォークライはワルツだという話しが
村上晃一さんのブログ(ブログだったかな?コメントだったかな?)に載っていた
普通のウォークライは二拍子、統制や強制を意味するのに対し
3拍子は自由や広がりを感じさせるとか・・


フェイスブックでそのことに触れると
ワルツというより8分の6拍子、緩やかな二拍子なのでは?とのコメントが
なるほどなるほど、たしかにただのワルツといってはテンポが違う
同じ二拍子でもひと味ちがうのがNZのラグビーかな?とも思う
ふとそうそう、このテンポのワルツだったらただのワルツではなく
ウィンナーワルツだな・・と


その昔読んだ競技ダンスの漫画「パートナー」で
ウィンナーワルツは特別の扱いだった
それは世界のオーケストラの中でウィーンフィルが特別だと言われるのと同じように・・
種目としてはそんなにステップが多くないので日本ではそう熱心に研究されることがないけれど
基本的な動きが中心だからこそそのレベルがとてもよくわかるし奥が深い・・と


NZのラグビーを観てきたひとがあちらでは踊るようにステップを踏んでいる・・と
ステップを切って方向を変えてギャップをつくるのではなく
ちょっとした間合いやタメなどの緩急を自在に操り組み込むことで
相手を交わし見事な走りを続けているとそんなことを言われていたことを思い出す


そういえばワルツはそのひと独自の3拍子を作る
初心者の単純な1・2・3ではなくちょっとしたタメで
そのあとのスピード感や距離感を作りだす
このごろ習った中ではその上にからだのねじりとそれをほどく力で
よりいっそうのダイナミックさと理にかなった自然な力を出しているらしい


何事も基本がいちばん
その基本がどれだけ高いレベルまで練り上げられているかによって
それから派生することも広く高度になっていくということだろう
あるお父さんコーチが某M監督に聞いた言葉がいっそう心に響く
「クラブチームで小さいうちに子どもに教えること?
 ラグビー好きになって楽しい!ってことが一番やね
 あとパスは教えてもらっておくと助かります」



2019年まであと8年・・・