撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

高校生は魅力的

テレビ前ではあるけれど、久しぶりに真面目に高校野球を観戦した
八幡商作新学院の試合
なんか面白そう・・とテレビ前に座り
あれ?八幡商のキャッチャーカッコいいんじゃない?(ありがちな動機)
あら、なんだか作新のキャッチャーもすっごく魅力的
そうなんです
昔からピッチャー以上にキャッチャーに魅かれてしまうのです
それと、強気で負けず嫌いな性格を思わせる選手がいるとおお!っと引き込まれる
・・って一番よく見てたのは中学生の頃でしたけど(笑)


甲子園の独特の雰囲気がこれほどまでとは初めて気づく
スタンドから鳴り響く音楽と歓声とが溢れんばかりに渦巻く
そのなかで、平常心を保つプレイをする選手、その気を思いっきり味方につける選手
ラグビーがプレイもそうであるように観客からの気も陣地争いの様であるのに対し
野球のそれは味方も敵も入り混ざった興奮のるつぼのよう
それともラグビーもNZのように満員の観客が途切れず応援を送れば
この甲子園のように熱い気で満たされるのだろうか?


とにかくとっても魅力的だった高校生の試合
彼らにとって、まだ人生はずっと続くけれど
この夏は二度と来ないとはっきりとそれを知っているからこそなのだろう
そしてそのことを本当に知っている大人が彼らに寄り添うとき
彼らの力をよりいっそう輝かせることができるのだろう



藤島大さんの言葉が物語る
「彼らを優勝させたいのか
 自分が優勝監督になりたいのか」
それは完全に似て非なるものであるだろう