撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

祈りという言霊(期間限定公式ブログ連動記事)

ラグビーマガジン8月号
「友、きたる。復興祈願 釜石ラグビッグドリーム2011」の記事
この間、テレビであったあの番組の続き・・である


清宮監督の言葉
「シーズンの最後に『この釜石戦があったから優勝できた』と言いますからね」
「釜石もトップリーグ昇格を決めたときには『このヤマハ戦があったから上がれた』
 と言ってくれるはずですよ」

清宮監督がときに強気、ふてぶてしささえ感じる発言をしながら
それに小気味のよさを感じて決して嫌な気がしないのはそうだったんだ
彼の言葉はある種、高く掲げた目標への「祈り」であるのだ
自らへは鞭打つように厳しく
友へはさりげなくしかし心預けて・・・



「日本がはじめてW杯で優勝したときのキャプテンは
 メキシコ相手にハットトリック決めたんだよ」

とあるブログにさりげなく書かれたこの一節も同じ匂いを感じる
きっとそうなる・・と固く信じるその心を、ふうわりと風に載せて
彼方ドイツで戦う彼女たちへ飛ばすような・・・


ひらつかにはもう風が強く吹いていたのだろうか
20年前に吹いていた風と同じ匂いがするのだろうか
特別な夏、特別な場所、特別な一日
このままの気持ちと記憶を持って17にかえれればどんなことが起こるだろうと
ときに考えてふっと笑ったりすることもあるけれど
その日はきっと特別なことが起こる
あのただひたむきな情熱で、この年月願い続けたことに向かうのだ
きっと女神はほほ笑んでみていてくれる