撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

お休みの日

久しぶりに一日家にいられる日
「おひさま」を朝に続いて昼にも観た
陽子の花嫁姿に涙が出る
「みんなが笑っていてくれるのが嬉しかった」
なんだかいかにも太陽の陽子の言葉だなあ・・・


この「おひさま」みんなの言葉遣いがとても綺麗
このところNHKにチャンネルを合わせていてもたまに?な日本語が出てきて
もうどこにもそんな美しいものはなくなったんじゃないかしらと淋しかったので
「ありがとうございます」とか「はい」なんていう当たり前の言葉ですら
本当はこんなに美しいものなのだと改めて思っている
言葉には魂が宿る・・言霊という考え方を思い出す


内田善美の「星の時計のLiddell」という本を読んでいる
日本人がいかに言葉を大事にしてきたか自然と寄り添って生きてきたか
世界がどうしようもないところまで来て不安に押しつぶされそうになりながら
人間はしぶとく次の扉をあけるために何を用意しようとしているのか
目覚め、気づき始めたひとは、どんなことを考えているのか
夢の中に出てくる「家」や「金木犀の香り」
これがもう25年も前の本だなんて・・・
それからもう何回も何回も読み返している

星の時計のLiddell (2)

星の時計のLiddell (2)



言葉を弄ぶと痛い目に遭う
美しい言葉を美しいと感じさせられるほどにつかえるのは理想ではあるけれど
せめて気持ちを込めて大切につかいたいと思う


小さな小さな森のように鬱蒼としこった狭い庭の剪定を頼まなくちゃ・・
と、思いつつ、その生命のつよさにも幾分憧れる
庭のどこかに小さな畑を作ろうかともつらつら考える今日この頃・・・