撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

江戸への旅

浮世絵展行ってきました
福岡市博物館大北斎展と福岡市美術館ハンブルグ浮世絵コレクション展



いつも観に行く美術展と勝手が違うのはひとつひとつが小さい(ものが多い)
たとえて言うなら
キャンパスがば〜んと掲げてあるのではなく
漫画の原画展みたいなもので
ひとつずつ観ていかなきゃいけないのがすっごく神経使うの
絵だとふ〜んと見廻して気に入ったのの前にすっと立って
それと対話するように見つめるだけなんだけど・・


でもしばらくその中にいると
なんだかその時代、こういうのを楽しみに待ってたひとの気持が分かってきたような・・


新しい雑誌の物語の続きを読むような・・
更新されるブログの文章や写真を観るような・・
大好きな歌手の新しいアルバムのジャケットを眺めるような・・
お気に入りのキャラクター商品の新作を見つけるような・・
旅のガイドブックの地図や記事を読むような・・



そして人の心はどこか今も昔も同じ
街の風景
そこにあってほしい山
その時々に見える月
美しいひと
やるせない心
くすっと笑える思いつき


どこか退屈で
でもどこか涙がでそうなほどキュンとして
観終わったあとの充実したような疲れたような不思議な感覚



個人的に印象に残ったもの
月・・満月と三日月
美人・・昔は分からなかった美しさ、色っぽさ
鯛を捌く恵比寿・・えっ・・恵比寿さんが自分の釣ったタイを料理してる
         一緒にいる女の人のためにこしらえるのかな?
         なんかえらいスマートな体型だし
         これは私たちが良く見る恵比寿様の若い頃だろうかそれとも後のこと?
         とか、ひとり心の中で想像たくましくなったり笑ったりしちゃいました


しばし日常を離れての旅
現在の日常から江戸の日常へ?
日常どうしだから旅をしたという感覚がなくて
だからさりげなくて気づかなくて、いつの間にか疲れてたのかも・・・
などと大濠公園のちょっと生ぬるい風に吹かれつつ
しばしけだるい旅気分を楽しんだ午後