撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

月と太陽(おひさま)

陽子ちゃんの可愛らしいこと、ことに寝顔と笑顔と泣き顔(全部じゃん!)
春にいさんのかっこよさ、あの子役の子、かっこいい!ずっとこの子でいいのに・・なんて
茂にいさんの表に見せない繊細さ、散歩を母娘ふたりに譲るあたり涙がでました



物語は文句なし
細かいこと言わずにしっかりその世界にはまって観ちゃいました
あいだに入る風景がしっかりその場所にはまるの
観光案内ではなくて心象風景
なかでも細い三日月が心の中に残っている


それとどうしてだか印象に残ったのは「月の砂漠」のうた
わたしもつい覚えたかわからないけれど
いつのまにか好きになってときおり浮かんでくる曲



来週からは青春篇になってガラッと雰囲気も変わるのだろう
この子役たちをずっと観たかったという想いもあるにはあるけれど
この一週間、夢のような日々を綺麗につくってくれたことに感謝
あんなに見事に生きて見事に旅立っていく母というひとが
なにより現実離れしていて羨ましいほどだった
「お母さんがいままで嘘をついたことがあったか?」という言葉と
最後の我がまま・・といって子どもたちとの約束通り帰ってきたこと
自分の最後が見えているからこそできたこと
愛しているからこそ、そして母としての存在をみとめているからこそ
それを許した夫の覚悟もまたあっぱれと思った



嘘をつかないことがひとつ
そして大切なことをきちんと最優先すること
それはできるようでなかなかできていないような気がした


母を思い出す・・・
それはドラマを観ながら何倍も泣いてしまうことではあるけれど
決して哀しいばかりではない
それも今必要なことで、素敵な出会い、巡り合わせというものなのだろうと思う