撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

おくりびと

どっぷり仕事できるか?で、一発採用
へええ・・
映画の名前ばかり知っていてこんなふうな始まり方だったなんて
知らなかったし、思いもかけなかった
重いテーマでありながら、
いや、重いのではなく、根源的なのだろう
生きること・・死ぬこと・・・当たり前だけれど特別なこと


美しい音楽と美しい指先に魅せられた映画だった
本木雅弘だったからこんなに引き込まれたのかもしれない
長い指と、きれいに短く切られた爪・・・
NKエージェントでのクリスマスのシーンが好きだった
それぞれの過去を持ちながら笑い合う3人の大人


食べることと生きることの強烈な結びつき
滅びていく肉体と生きているからだの対比した日
最初はなんともショックだったものが
やがて穏かに澄んでいき優しい静けさに変わっていく・・・


石文・・は感動的
近くのお宮にある「子安の石」を思い出した
人が心を寄せればそれは想いを託された永遠のものとなるのだろう
あのちいさな石は自分がずっと愛され続けていたことを教えてくれたことだろう