玉三郎さん
NHKで坂東玉三郎さん御出演の番組があっていた
司会は別所哲也このひとの話し方もなかなか良くて
ず〜っとその世界に入ったままで楽しめた
もともとは歌舞伎の血筋のひとではないこと
小さい時に小児まひを患われたこと
有名な方だけど知らないことがいっぱいあった
だって物心ついたときはもう「女形のスター玉三郎!」だったんだもの
何年か前にそのちょっとした素顔・・という感じの番組があってて
すっごいからだを鍛えてあること
特にめちゃくちゃ柔らかくて180度開脚で上半身床にぺったりなんてところを見て
あれだけの美しさを支えるものは並大抵のものではないんだって気付かされた
今日は阿古屋という役を演じられるのは現在彼しかいないのではないか?という
その琴・三味線・胡弓を実際に演奏するという舞台を観てまたまた溜息
言葉を選びながら、ご自分の気持ちを丁寧に語っている姿は
なんだかとても繊細な少年のようでもあり
始めてテレビで披露するという玉置浩二と一緒に歌う姿は乙女のようでもあり
ほんとに不思議に素敵なひとでした
でも多分若い頃はこんなにじみ出る良さって分からなかったのよね
時間が空くとくるというお寺の庭を眺めている姿が
いちばん素の顔をしてあるようでそれが見えるのがとても好きに思えた
ちょっと興奮してるので文章が落ち着きませんね
で、玉三郎さんのことについて何人かがコメントしてたのだけれど
その中では海老蔵さんのコメントがなんか人間臭い愛情にあふれてて良かった
海老蔵さんと玉三郎さんが共演する演目があったら観に行きたいなぁ・・
などと思えたのでした