撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

おんなの後ろ姿

先日博多駅付近のオフィス街を歩いていたところ
専門学校生なのか新社会人なのか
妙に集団のパンツスーツの女性たちを発見
広がって歩く彼女たち、追い越しにくいし・・
しばし後ろから観察する羽目に陥る


あのさあ・・
このごろのリクルートスーツってみんな同じでなんか好きじゃないんですけど
とくにパンツスーツは難しいよねえ・・
足の形も歩き方も、スカートだったらご愛敬なのですが
あのパンツにしわを寄せながらのよたよた歩きは勘弁してほしい
お尻の形丸見えの、スーツの中途半端な長さもどうにかならないのか!


スーツは大人のものでそれを着るにはそれなりの緊張感と予備知識が要るはずなのに
猫も杓子もおんなじかたちのリクルートスーツで
まるで急に制服をブレザーに変えられた高校生が
なんともみっともない着方をしているような
ちょっとそんな情けなさを感じました


でもさ・・
若い頃ってひととおんなじようなカッコしてるほうが安心で
どんな服が一番自分に似合うかなんて考えてる子はほんの一握りだっただろうな
歳とってから
ズボンの丈の微妙な好みとか
服の上下のバランスや自分が一番すっきり見えるカットだとか
そんなひとつひとつに目がいくようになったのだよね
試着室と売り場を行ったり来たりして
これは想像以上にいい!とかこれはあたしには無理!とか
ショップのお姉ちゃんときゃいきゃい言ってますもの・・


でも、最初に買うスーツはやっぱり信頼のおける大人と見るものでしょう
長男のスーツ買いに行って思ったけど
お店によっても違うし
お店の誰に当たるかによっても違うし
こちらがどれだけ気合い入れて買いに行くかで
ずいぶんと向こうの対応も違うようですよ


まあ・・
後ろ姿なんか気にしないでいられる年頃は
幸せっちゃ幸せなのかな(笑)
わたしに言わせると(というか私の場合は)
後ろ姿を気にしなくなったらもう女としてはおしまいですね
あっ・・でも自分で、若い頃の後ろ姿より今のほうが好きかも・・・
やっぱ、後ろ姿なんて意識し始めたのは
ホントに大人になってから・・・ってことですね