撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

おかあちゃん(ちりとてちん)

ちりとてちん、録画してるのをぼちぼちみてます
うっかりするといつの間にかテレビの前に正座して集中して観るもんで
時間と体力に余裕のあるときじゃないと危険です(笑)


今回おかあちゃんが気になってしかたがない
前には天然でちょっとばかしおばさん・・とみてたけれど
今回、おとうちゃんのために頭を下げるあたり泣けたなあ・・
だからこそ、「おかあちゃんみたいになりたくない!」と喜代美が言ったのは
胸に突き刺さった
もっとも、言った喜代美が同じだけ胸にぐさりとやられたのも見てとれて
なんともせつなかった
だから・・あの「ふるさと」のシーンで泣けちゃうのよねえ・・・


喜代美がステージに立たないと分かった時のお母ちゃんの表情もまたなんとも・・
なんかねえ・・
へたれの子供を持った親に感情移入してしまうのはなぜ?
でも、このごろ思うことは
おとなって自分がやってきたことの経験があるからこそ
思い切ってやれることがたくさんあるのよね
子供・・それも、自分に自信がなくて
まだ大してあたらしいことに飛び込んだことのない子
頑張ったことが実ったという実感、快感を知らない子は
新しいこと、ドキドキするようなことを始めるのに
どれだけ大きなエネルギーがいるかということもよくわかる
そして、親がいくら言ってもなかなか動かなくって
周りの友達や、偶然出会ったひとからの一言とかのほうが大きな意味を持ったりして
からしてみればイライラしたり、がっかりすることのほうが多い気がするのよね
それでもまあ・・それで子供が生き生きと動き出せればそれでいいのではあるのだけれど


ちりとてちんを初めて観てからの、このほんの数年・・・
それでもその間に子供は確実に大きくなっていて
いつの間にか喜代美ではくお母ちゃんの立場で見る自分に気づく
うん
あの頃には見えなかったことが確実に見えるようになっている


ふふん・・・としをとるのも悪くないじゃん・・・などと思ったりして



あっ、そうそう
今回観てて気づいたんですが
ちりとてちん
ピアノ・・・松下奈緒
って、いま「ゲゲゲの女房」でヒロインやってる松下奈緒さんですか?
ピアニストって聞きましたけどホント?
このタイミングでこのつながりだったらちょっとNHK憎い演出かい?偶然?


今確かめたらそうでした・・・びっくりでした(笑)
松下奈緒さん、「私もちりとてちん、毎日楽しみに観ます」なんてコメントしてた
その彼女が数年後に同じ朝ドラに出演するなんて・・・不思議で楽しいですね