撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

マイ・フェア・レディ

 ふとテレビを観たらあってた。だからとびとび。寝ようかな・・とも思ったけれど、イライザが教授の家を飛び出してから、終わるまでがどうなってたか観たくって、そこからわりと真面目に観てた。


 イライザがあんなにはっきりと自分の考えを述べていたのは初めて知った。そこで言ってたのね。女はその振る舞いではなく、どう扱われるかでどんな女になるか変わると・・。これってホントにそうだと思う。女に限らないのかもしれないけれど・・。


 ちょっぴり漏らす教授の本音が可愛かった。君はひとりで生きていけるだろうけど、わたしはどうかな・・とか、ちょっぴりさみしくなる・・とか。
 そして帰り道でのつぶやき・・(歌)・・「でも、なじんでしまった君の気配・・」うん、この気配・・・ってすごくいい。


 で、イライザも帰ってきたのね。まるで初恋のこのふたり。素直に相手に心を伝えるには、かえって経験がいるのだろうな・・とかおもってしまう。だって、自分の心が恋だとわかるまでに時間と手間がかかるのだもの。そしてもしそれがどちらにとっても初めてのことなら、いつもそれは女のほうが早く気付くような気がする。 


 それにくらべれば、いろんなことを知っている大人の二人。後ろにいる、大佐と、教授のお母さんの存在がなんともさりげなく気になりました。よくやったわ、イライザ・・といったお母さん、それからイライザがお母さんの家を出るまでにどんなやりとりがあったのかしら?と気になって仕方がない私です(笑)。


 フレディの役って・・・・あるときはとても心が安らぐ存在だけれど、彼ってちょっとかわいそうな扱いだった???(笑)。